警察に通報とか色々言ってましたが、東京の方ですか?

タイトルに深い意味はありません、コロコロ変わるはずでしたが、もはやずっとこのまんまかも。

界隈の言葉の乱れに、ちょっとだけモノ申してみたかった

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 熱海旅行記の1話目を書き終えて、すっかり飽きてしまった大塚です。

 今となっては、旅の記憶もすっかり薄れてしまったので、気分を切り替えて違う記事を書いてみようと思います。過去は振り返らない主義なんですよ、ハイ。

 さて、今に始まったことでもないのですが、あちらの界隈の方々の言葉の乱れっぷり、目を覆いたくなるものがありますよね? 言葉で商売しているはずのブロガーが、どうしてあそこまで言葉のチョイスに鈍感なんでしょうか? どうしてあそこまで言葉の意味を知らないんでしょうか?

 そこで本稿では、彼らの珍発言を紹介しつつ、どこをどうすれば「日本語足り得たのか」をみなさんと考えてみようと思います。

 まずはMacBook欲しさのPolcaで軽く炎上した、元大学生ブロガーのつねこさんから。なにはともあれ、大学卒業おめでとうございます。

 彼女のケースは言葉の単純なミスなんですけれど、ちょっと恥ずかしいレベルの間違いだったので採り上げてみました。

「追い風がくるのはきっと辛いはず…」

 とありますが、困難を意味する風は「向かい風」のはず。いや、航空力学的には向かい風のほうが浮力を得やすい場合もあるでしょうが、今は飛行機の話をしてるわけじゃないですよね。

「向かい風」と「追い風」の取り違えは、さすがにタイプミスでは起こりませんから、これはガチの無知だったってパターン。でもまあ、悲観的に見るんじゃなくて、失敗を楽しめるようになれたらいいのかも😳 

 お次はご存じ、元イケハヤ書生のキックさんです。新元号のニュースは、伝統や慣習を嫌う界隈のみなさんにも、どういうことだか人気でしたね。

 さて、一見すると前向きでステキな発言のように見受けられますけど、よく読むと「日本の歴史で初めて平和な元号って一体どういうことでしょう?

 平成の時代にも、それまでの時代と変わらず、痛ましい事件や事故、災害が多数ありました。何を持って平成の世は「日本の歴史で初めて平和」だったと言えるのでしょうか。

 まあ、推察するに「初めて(日本国内で)戦争が無かった時代」と言いたかったのでしょう。であるならば、安易に「初めて平和な」なんて済まさずに、「日本の歴史で初めて戦争の爪痕が記されない元号」とでもしたほうが、意味も通りやすくて良いと思うんですけどね。

 こういう言葉遣いの甘さは、思わぬ誤解や批判の原因にもなりかねません。自分の発言を客観視する姿勢は常に保っておきたいものです。そこを疎かにしておきながら、他人の指摘を「揚げ足取りだ!」とは失礼千万……ってスミマセン、なぜか熱くなってしまいましたね。

 いつまで経っても会社が憎いこーせいくんも、言葉を語る割には「珍日本語」の使い手であります。

 ここでは「SNSでの発言内容を見ればエントリーシートなんて要らない」などと、手垢にまみれた暴論を威勢よく語っています。その発言の良し悪しはおいといて、「採用する側も選別が楽なのでは?」というこの言葉はいただけません。

 人が人を選ぶ行為を表現するのに「選考」ではなく「選別」のほうをサクッとチョイスするこの感覚。常に上から目線な彼の人間性がよーく滲み出てると思いませんか?(あの上から目線キャラは彼が演じているのだとすると、このチョイスはむしろ正解なので、その場合は深くお詫びいたします)

 言葉のセンスは本人の人間性と通じるものがあります。心を磨くことは、言葉を磨くことと同義であることが、おわかりいただけたかと。

 最後は、このところポエトリーリーディングなるものに傾倒しておられるプロ無職さん。クラファンの企画にもこのぐらい情熱を傾けてくれると良いのですが…。

 という嫌味はさておき、「雪崩のように文字が湧き出る」って、控えめに言って何でしょうか? 雪崩なら「押し寄せる」、湧き出るなら「泉のごとく」とかでしょうに…。

 他人を感動させるために大切なのは、技術よりも思いであるということには、一定以上の理解は示せます。しかし、思いを「言語」として吐き出すだけでは不完全なのです。そこから一つ一つの「言葉」に紡いでいかなければ、相手の心には届きません。

 ましてや意図的でもなんでもない、単に間違えただけの言葉で、どうして人の心が動くでしょう(いや、爆笑はしましたけどね)。なにはともあれ、次回のインプットタイムからは「国語辞典」も持参されることを強くお勧めいたします。

 人間ですから間違を犯すことはあります、言葉に於いてもそれは例外ではありません。ですが、言葉を生業にする以上、ブロガーだか発信者だか知りませんけれど、言葉に対してもっとリスペクトの念を持つべきではないでしょうか?

 誤字・脱字ならともかく、言葉の意味そのものを間違えるというのは、みなさんが常に口を酸っぱくして言ってるインプットが圧倒的に足りてない証拠だと思います。まだまだ、修業が足りませんね…って、最後に「修業」と「修行」の取り違えを誘発させるセルフトラップが発動! あぶね〜っ!!

 界隈のみなさん、私も油断しないで頑張りますっ!!!