昼に自家製ベーコンを食べすぎて胸焼け気味の大塚です。さて、前回も言いましたとおり、私はこう見えて(どう見えて?)自炊力がわりとあるのです。というわけで、今夜は親子丼などを作ってみましたので、その様子をみなさんにご報告いたします。
【材料:3〜4人分になると思います】
水…100〜150mlぐらい だしの素…ティーバッグ状になっているもの1袋(決してTバック状のものではない) 醤油…大さじ4 みりん…大さじ3 酒…大さじ1 砂糖…小さじ1(砂糖は好みで増量してもいいかも)鶏もも肉…300g(唐揚げ用にカットされているものだと下ごしらえが楽です) 玉ねぎ…1個 卵…4〜6個
まずはフライパンに水を入れて、だしの素のティーバッグをぶち込んで火にかけます。1〜2分ほど沸騰した状態が続いたら、だしの素を取り出して、醤油、みりん、酒、砂糖を投入。オタマか大さじでくるくるかき混ぜたら、とりあえずフライパンを満たしている怪しい液体の味見をしてみましょう。ここで人間の食い物の風味がしたら、滑り出しは順調です。
鶏肉は唐揚げ状にカットされた状態のものをさらに、1/2か1/3に切り分けます。火にかけると多少は縮むので、気持ち大きめに残しておいてかまいません(親子丼の鶏肉は大きめだと嬉しい派なので、世間一般のレシピよりは大きめだと思います)。鶏肉をフライパンに投入したら、中火でじっくり火が通るのを待ちます。待ち続けます。
親子丼に限らず、料理は慌ててはすべて台無しになるので、ここで忘れていた玉ねぎのカットにとりかかりましょうかね。玉ねぎは余らせても仕方ないので、まるまる1個を使いきるのが私流。「明日以降に使うかも…」といって残した食材など、冷蔵庫でミイラになるのがオチですし。
玉ねぎはシャキっとした食感を少し残したいので、そんなに薄くスライスする必要もありません(まあそもそも、薄くスライスできませんけど)。玉ねぎは鶏肉の表面の色がほぼ変わってきところでイッキに投入しましょう。というか、それまでにカットし終わること!
玉ねぎにもある程度火が通ったら、フライパンの中の液体や物体(出汁や玉ねぎや肉片)を軽く口にしてみてください。人間の食い物の味がしたら完成したも同然です。
最後は、これまた忘れていた卵を慌てて割って作った溶き卵をフライパンの中にまんべんなくぶちまけます(卵はしっかり溶くよりは、黄身と白身が多少は別れているぐらいの方が仕上がりが親子丼っぽいです)。卵にも軽く火が通ったら、火を止めてフライパンに蓋をして余熱でさらに加熱していきます。
フライパンの蓋を開け、外見もなんとなく親子丼に見える状態になれば、めでたく完成の運びとなります。炊飯器をセットするのを忘れてなければ、丼にご飯をよそってあとはお好きなスタイルでお召し上がりください。とは言うものの、ご飯は軽く冷ましておいたほうが食べやすいと思います(熱いものon熱いものはやけどの可能性大)。
彩りが地味なんで、あまり美味そうには見えませんし、卵のとじ方も未熟なのですが、予想以上に美味いですぞ! さあ、お試しあれ(…って、そんな芸風のブログじゃないってば)。