■概要
いとう社長は、日本のシンガーソングライター。本名は伊藤宏和。岐阜県岐阜市出身。
名古屋大学の大学院を修了後、サラリーマンとして働くも、社長のパワハラで心を病み退職。退職後は一念発起して歌手へと転身、自らの挫折体験をベースにした熱き人生の応援歌は、男性サラリーマンを中心に絶大な支持を集めている。「中国超人列伝」が選ぶ”もっとも影響力のある界隈民100人”の11位。
■来歴
デビュー当初は、バックバンドを従えた「いとう社長とハッピーアンドブルー」のリーダーとして、出身地の岐阜にほど近い名古屋近辺のコメリやDCMを中心に活動するローカルタレントであったが、シングル曲『転売武者』がTwitterで火がついたことがきっかけで、一躍全国区の人気者となる。
尊敬するイケダハヤトのGarten Recordsと契約後は、ソロのシンガーソングライター「いとう社長」として全国のホームセンターを主戦場として活動を開始。2019年にリリースした初のアルバム『デカい童貞』は、Garten Records新人史上最高の売り上げを記録した。
▲初のアルバム『デカい童貞』
2020年の3月には、新型コロナウイルスで大規模イベント自粛の要請が出される中、新宿区の大久保公園での野外ライブを強行。大勢のファンが詰めかけ現場は大混乱に陥り、一時は警察が出動するほどのパニックとなった。
▲毅然とした態度で警察の職務質問を受けるいとう社長。
■人物・エピソード
- パワハラで心を病んだ経験があるものの、ライブのMCではファンに「いいか、お前ら!」と強い口調で話しかけることで有名である。
- ライブ中に言葉を発すると、どんな熱狂的なファンでも退場を命ぜられてしまう。
- まだデビュー前のキメラゴンにAppleWatchをプレゼントしたことが密かな自慢である。
- Garten Recordsのイケダハヤトにはメジャーになってからも頭が上がらず、会うときには必ず大吟醸酒を持参している。
- 東京に滞在するときには、きまってアマン東京のコーナースイートに宿泊する。
シングル『転売武者』(2018)
アルバム『デカい童貞』(2019)
1.デカい童貞
2.いとうマインド
3.オープンチャットで会いましょう
4.カッコつけんなよ
5.識字率な
6.せどりはカンタン
7.大久保公園でまちぼうけ
8.もう答え言うわ