C-1グランプリ2度目の参戦となりました、前回覇者(勝手にそう名乗っている)"和の鉄人”こと大塚です。
さて今回は、以前作った低温ローストポークのレシピで勝負しようかと思ったのですが、新作を投稿しないのは主催者であるカラーひよこさんに申し訳ないないなと思いましてね。急遽、雨の中を急いで帰宅し冷蔵庫を開けてみたのですが、目に飛び込んできたのは豚バラ肉とたまねぎ、あとは酒、酒、酒…ひたすらに酒アンド酒という始末。
幸い、酒類の中にはみりんや料理酒もあったので、それらを使って豚肉の生姜焼きを作ってみることにしました。豚肉の生姜焼きというと、スーパーではそれ専用のロース肉(「しょうが焼き用豚ロース」とかっての)を売ってたりもしますが、私は豚肉は決まって前述の通りバラ肉を買い置きするようにしています。なぜなら、豚バラ肉って献立を選ばない、夕飯のユーティリティー・プレイヤーなんですよね。ちなみに私はそんな豚バラ肉を「冷蔵庫の木村拓也」と呼んでいます。
さて、懐かしの名試合・名シーンでジーンと感動した後は(あ〜、でもノーカット版のほうが良かったかも…)、さっそく調理に取り掛かるとしましょう。もう、原稿の締切まで数時間しかありませんからね(汗)。材料はざっと次の通りです。
豚バラ肉 …… 150g
たまねぎ …… 1個(大きめのもの)
しょうゆ …… 大さじ3
みりん …… 大さじ2
酒 …… 大さじ1
砂糖 …… 小さじ1(味を見て少し増やすのもアリ)
生姜 …… 適量(すりおろしたもの、もしくはチューブ)
まずは適当なサイズに切った豚バラ肉をフライパンで炒めます。賛否両論あるでしょうが、私は豚バラ肉で炒めものを作る際にはフライパンに油は敷きません。ほっといても肉の脂が溶けてフライパンの上がギットギトになるからです(あと、そのほうがヘルシーだと勝手に思いこんでいる節あり)。
さて、豚バラに適度に火が通ってフランパンに脂の匂いが立ち込めてきたら、やや薄めにスライスしておいたたまねぎも投入しましょう。適度にたまねぎのシャキシャキ感を残しておきたいので、ここからの作業はさらに手際の良さが必要ですよ!
しかし、ここで先ほどの木村拓也の動画は、やはりノーカット版で見せるべきではないかという思いがどうしても捨てきれず…。
いや〜、場内にキャッチャー・木村拓也がコールされたときのファンの大歓声ってば、もうねぇ(涙)。それにしても解説の山本浩二さんのほんわかした口調、緊張感いっぱいの中継にあっていい味出してますな。ああ、やっぱノーカット版にしておいて良かった〜。
さて、コージさんに負けじと、こちらも美味しく味をつけてまいりましょう。あらかじめ合わせておいた、しょうゆ、みりん、酒をフライパンに投入し、砂糖、生姜も続いて投入します。生姜の量は好みでいいのですが、ある程度は入れとかないと生姜の存在を感じない単なる「豚肉とたまねぎの甘辛炒め」に終わってしまうので、ケチらないほうが良いんじゃないかと思います。
で、すべての調味料を投入し終わってよーくかき混ぜ、フライパンからわきあがってくる熱気の中に「人間の食い物の匂い」を感じられたら、成功は約束されたも同然です。自分を信じて、あとはお皿に盛り付けましょう!
さあ、あっという間に「豚バラ肉の生姜炒め」が完成でーす。いや〜、どう見たってコレは「ごはんがすすむクン」でしょ?(定食屋で注文したら、ごはんおかわり必至)。にもかかわらず…💦 ダイエット中につき夕飯は炭水化物は禁止の私。ごはん代わりに山盛りの千切り野菜でいただくことにします。
あ、でもです! 私この食生活で今年に入ってから3キロ以上痩せてますからね。つーかさ、そういうの抜きにしてもさ、あのホリエモンだって言ってたじゃん「野菜は美味しいから食うんだよ!」って。だから食うんだよ、俺も(なぜか一緒にブチギレ)!
先ほどの木村拓也の動画に比べるとハイカロリー過ぎで、食事の最後に胸焼けしちゃうような動画だな、コレ。なんか、デザートにプリンじゃなくて豚の角煮が出てきた感が…。